ヒーリングタッチ東京


ストレスの軽減

ヒーリングタッチとストレスの軽減
ストレスは、人体にポシティブまたはネガティブな影響を与えます。日々の生活には、変化をもたらしたり、やる気を促したりするためにある一定のストレスが必要である一方、長引くストレスは、身体の防御システムを消耗させてしまいます(1)。そして、それは、免疫機能を変化させ、疾病のリスクを高め、身体の治癒に影響を与えます。穏やかで、休息できる場所を訪れる機会を持つことは、ストレスが多いわたしたちの生活にとっては有益です。ヒーリングタッチを受けて、訓練や努力無しに深い瞑想状態を体験した感じであると報告する人もいます。

ストレスの軽減を測定した様々なヒーリングタッチの研究があります。これらの多くの研究は、常に試験や成績などの評価を受けなければならないストレスの大きい環境にいる学生に対して行われています(2)。これらのグループにおいて、常に有意であるわけではありませんが、ヒーリングタッチは、ストレスの軽減に対してポシティブな効果があることがわかっています。重篤な疾患に対して侵襲的な医療処置や手術のようなストレスの高い経験をしている人にとってもヒーリングタッチが、ストレスレベルを軽減することが分かっています(3,4,5)。

引用文献

1. Dowd, T., Kolcaba, K, Steiner, R. & Fashinpaur, D. (2007). Comparison of a Healing Touch, coaching, and a combined intervention on comfort and stress in younger college students. Holistic Nursing Practice, 21(4), 194-202.

2. Taylor, B. (2001). The effects of Healing Touch on the coping ability, self-esteem and general health of undergraduate nursing students. Complementary Therapies in Nursing and Midwifery, February, 34-42.

3. Krucoff, M.W., Crater, S.W., Green, C.L., Massa, A.C., Seskevich, J.E., Lane, J.D., Loeffler, K.A., Morris, K., Mashore, T.M., & Koenig, G. (2001). Integrative noetic therapies as adjuncts to percutaneous intervention during unstable coronary syndromes: Monitoring and Actualization of Noetic Training (MANTRA) feasibility pilot. American Heart Journal, 142(5), 760-7.

4. Krucoff, MW., Crater, S., Gallup, D., Blankenship, J., Cuffe, M., Guarneri, M., Kreiger, R., Kshettry, V., Morris, K., Oz, M., Pichard, A., Sketch, M., Kownig, H., Mark, D., & Lee, K. (2005). Music, Imagery, Touch and Prayer as Adjuncts to Interventional Cardiac Care : The Monitoring and Acutalization of Noetic Trainings (MANTRA) II Randomized Study. Lancet, 366, 211-217.

5. Seskevich, J.E., Crater, S.W., Lane, J.D. & Krucoff, M.W. (2004). Beneficial effects of noetic therapies on mood before percutaneous intervention for unstable coronary symptoms. Nursing Research, 53(2), p. 116-121.


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不安とうつ気分

不安とうつ気分に対するヒーリングタッチの活用
不安とうつ気分は今日のグローバルな社会において共通のものです。これらの不調は、本人や家族、コミュニティにとって困難な状況へ導く可能性があります。ヒーリングタッチは、苦痛をいくらか和らげる助けとなる可能性があります。例えば、心疾患の患者に対する研究は、病院において処置前にヒーリングタッチを行った際、不安を軽減したことを示しています(1)。

がんの放射線治療中の女性に対する研究では、ヒーリングタッチを受けた患者は、疑似ヒーリングセッションを受けたグループと比べ、うつ気分、不安、怒りのレベルが明らかに緩和していました(2)。別な研究(3)では、化学療法を受けているがん患者は、3種類の介入(ヒーリングタッチ、マッサージ、寄り添い)のどれかを受けることによって、うつ気分を軽減させ、ケアを行う人の存在が、気分の改善の助けになるだろうことを示唆しています。この研究の結果は、タッチによる療法(マッサージとヒーリングタッチ)は、寄り添いのみの場合より、気分とエネルギーレベルの向上、そして、疲労軽減において、さらに有益であることを示しています。

引用文献

1. Seskevich, JE, Crater, S.W., Lane, J.D., & Krucof, M.W. (2004). Beneficial effects of noetic therapies on mood before percutaneous intervention for unstable coronary syndromes. Nursing Research, 53(2), p.116-21.

2. Cook, C.A.L., Guerrerio, J.F., Slater, V.E. (2004). Healing Touch and quality of life in women receiving radiation treatment for cancer: A randomized controlled trail, Alternative Therapies in Health and Medicine, 10(3), p. 24-41.

3. Post-White, J., Kinney, M.E. Savik, K., Gau, J.B., Wilcox, C. & Lerner, I. (2003). Therapeutic massage and Healing Touch improve symptoms in cancer. Integrative Cancer Therapies, 2(4), 332-344.


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疼痛

疼痛緩和に対するヒーリングタッチ
疼痛の認識は、過去の痛みの経験や生化学的、身体構造の個人差などの様々な要因に左右されます。ヒーリングタッチのようなバイオフィールド・セラピーの使用は、個人の痛みに対する反応に、人の身体的、感情的、思考的、スピリチュアルな側面を含む様々なかたちで影響を与えます。例えば、疼痛は、限界を超えて行動していることや、「痛み」を作っている生活のある側面に注意を向ける必要があることに気づかせてくれます。

慢性的、急性的な痛みへのヒーリングタッチの効果を測定する研究が行われています(1)。また、脊髄損傷による慢性的激痛に関する小規模な研究では、ヒーリングタッチが、段階的筋弛緩法と比べて、疼痛をより軽減したことを示しています(2)。疼痛緩和にエネルギー療法を利用することに反駁はなく、既存の方法を補完したり、また、他の方法による効果がない時の利用に、有効性が高い可能性があるという報告もあります(3)。

引用文献

1. Wardell, D.W. & Weymouth, K. (2004). Review of studies of Healing Touch. Journal of Nursing Scholarship, 36(2), 147-154.

2. Wardell, D. Rintala, D. Tan, G., & Duan, Z. (2006). Pilot study of Healing Touch and progressive relaxation for chronic neuropathic pain in persons with spinal cord injury. Journal or Holistic Nursing, 24(4), 231-240.

3. Wardell, D.W. (2000). The trauma release technique: How it is taught and experienced in Healing Touch. Alternative and Complementary Therapies, 6 (1), 20-27.


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免疫機能

ヒーリングタッチの免疫系への影響
重要な生体防御のひとつが免疫系です。効果的な免疫システムなくしては、風邪、慢性疾患、重篤な感染症などの様々な症状の原因となる多くのウイルスや悪性細菌に容易に感染してしまいます。ヒーリングタッチの目標は、癒しを促進し、自己の癒す能力を向上させることです。それには健全な免疫システムが必要となります。ヒーリングタッチの免疫系への効果が明らかになりつつあります。ヒーリングタッチでストレスを調整することは、この重要な防御メカニズムを、直接・間接的に、ポシティブにサポートするようです。免疫機能を決定する試験手順が、研究に導入されており、今後、より多くの情報が得られることになるでしょう。

参考文献

1. Wilkinson, D., Knox, P., Chatman, J., Johnson, T., Barbour, N., Myles, Y., & Reel, A. (2002). The clinical effectiveness of Healing Touch. Journal of Alternative and Complementary Medicine, 8(1), 33-47.


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手術

術後回復を促進するためのヒーリングタッチの活用
手術に対する人体反応は、様々で、身体的、感情的、思考的、スピリチュアルな視点から様々なシステムに影響を与えます。身体は、外傷が起きたことを認識する方法として疼痛を発生させます。手術の場合は、切開や除去や追加(関節置換など)が、引き金となります。回復は、合併症がないことや、投薬、退院までの時間、その他の要因など、様々な形でもたらされます。

ヒーリングタッチは、有害作用の軽減のために、血管形成術の前に使われました(1)。その追跡研究では、他の要因が関係している可能性もあるものの、ヒーリングタッチと音楽療法、イメージ療法の組み合わせにより、6ヵ月後の死亡率が低減しました(2)。別の研究では、術前のヒーリングタッチの実施は、有意に不安を軽減し、満足度を向上させました(3)。ヒーリングタッチを受けたグループは、動揺や悲しみ、息切れの軽減、そして、穏やかさ、希望、幸福感の向上を示しています。

ヒーリングタッチは、米国全土の病院で活用されています。院内でヒーリングタッチを提供していたり、外部のプラクティショナーを招いている病院において、患者は、ヒーリングタッチのセッションを依頼することができます。

 ヒーリングタッチ・プラクティショナー・リスト

引用文献

1. Krucoff, M., Crater, S., Green, C., Mass, A., Seskevich, J., Lane, J., Loeffler, K., Morris, K., Bashore, T., & Koenig, H. (2001). Integrative noetic therapies as adjuncts to percutaneous intervention during unstable coronary syndromes: Monitoring and actualization of noetic training (MANTRA) feasibility pilot. American Heart Journal, 142, 760-7.

2. Krucoff, MW., Crater, S., Gallup, D., Blankenship, J., Cuffe, M., Guarneri, M., Kreiger, R., Kshettry, V., Morris, K., Oz, M., Pichard, A., Sketch, M., Kownig, H., Mark, D., & Lee, K. (2005). Music, Imagery, Touch and Prayer as Adjuncts to Interventional Cardiac Care : The Monitoring and Acutalization of Noetic Trainings (MANTRA) II Randomized Study. Lancet, 366, 211-217.

3. Seskevich, J.E., Crater, S.W., Lane, J.D. & Krucoff, M.W. (2004). Beneficial effects of noetic therapies on mood before percutaneous intervention for unstable coronary symptoms. Nursing Research, 53(2), p. 116-121.


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スピリチュアリティ

ヒーリングタッチが、スピリチュアルなつながりを深める
スピリチュアリティは、人の本質、魂やスピリットとのつながり、など様々に表現されておりますが、風の息吹を意味する「スピリチュアリス」というラテン語に由来します(1)。ヒーリングタッチは、人のエネルギーフィールドのスピリチュアルな"層"または要素に働きかけると考えられています。そして、クライアントとプラクティショナーのハートを中心とした交流をもたらします。

終末期の研究においては、ヒーリングタッチの患者により、リラクゼーションの向上、疼痛緩和、スピリチュアルな恩恵、穏やかさ、呼吸改善が、報告されました(2)。300人のヒーリングタッチ・スチューデントへの大規模な調査は、プログラムのレベル上級者は、スピリチュアリティの測定値がより高かったことを報告しています(3)。この研究結果は、エネルギーに基づく療法に関わることは、スピリチュアルな気づきを促す一つの方法であろうことを示しています。

引用文献

1. Brown, L. (Ed.) (1993). The new shorter Oxford English dictionary. Oxford:Clarendon Press.

2. Ziembroski J, Gilbert, N., Bossarte, R., Guldberg, G. (2003). Healing Touch and Hospice Care: Examining outcomes at the end of life. Alternative & Complementary Therapies, Volume 9, Number, 3; 146-151.

3. Wardell, D. (2001). Spirituality of Healing Touch participants. The Journal of Holistic Nursing, 19 (1), 71-86.


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がんのケア

がんのケアのサポートにおけるヒーリングタッチの活用
がんの診断は、恐怖や不安、喪失感をもたらすことがよくあります。病気の治療段階では、がん細胞の破壊に焦点が当てられますが、健康な組織にも影響を及ぼすことが度々あります。ヒーリングタッチは、がんの治療を行っている人に対して、支援的な環境を提供します。治療の副作用の軽減や生活の質の向上に役立つ場合もあります。

クックらの研究(1)では、婦人科系がんと乳がんの放射線療法を受けている患者を、ランダムに、ヒーリングタッチを受けた群とコントロール群で比較したところ、ヒーリングタッチを受けた群では、活力、疼痛、身体機能のレベルにおいて有意な差があり、生活の質の向上が示されました。別の研究(2)では、がん治療期間中、マッサージセラピー、ヒーリングタッチと寄り添いの比較を行いました。マッサージとヒーリングタッチは、疼痛と感情障害を有意に軽減しました。さらに、ヒーリングタッチは疲労のレベルを軽減しました。

がん治療中の人々のための様々なプログラムの中で、1990年代にハワイにおいてボッサム・バディという、画期的ながん支援プログラムが生まれました。このプログラムは、乳がんの女性に、治療の中でヒーリングタッチを提供しました。プログラムは成功し、全米に広がり、現在では、ヒーリング・パートナー(スタンフォード病院)、ライフスパークがんリソース(コロラド州デンバー)、ヒーリングタッチ・バディズ(フロリダ州ジュピター)、ヒーリングタッチ・バディズプログラム(アムステルダム、ニューヨーク)など、様々な名称で呼ばれています。

ヒーリングタッチは、困難ながん治療中に心地よさとつながりをもたらします。回復後、がん経験者は、ヒーリングタッチを学んだり、がん患者のためのサポートプログラムに参加することがよくあります。ヒーリングタッチを受けたことによる恩恵を他の人に還元するためです。

引用文献

1. Cook, C.A.L., Guerrerio, J.F., Slater, V.E. (2004). Healing Touch and quality of life in women receiving radiation treatment for cancer: A randomized controlled trail. Alternative Therapies in Health and Medicine, 10(3), p. 24-41.

2. Post-White, J., Kinney, M.E. Savik, K., Gau, J.B., Wilcox, C. & Lerner, I. (2003). Therapeutic massage and Healing Touch improve symptoms in cancer. Integrative Cancer Therapies, 2(4), 332-344.


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